2017-04

山形県村山市民会館で32メートルの巻物を展示 絵巻物・スケッチで知るシベリア抑留



写真の通り、山形県の村山市民会館で32メートルの絵巻物を展示します。近くに住んでいる方、近くまで出かける予定のある方は、ぜひ足を運んでください。また、知り合いの方が近くに住んでいたらお知らせをお願いします。

村山市民会館はこちらをクリックしてください。
スポンサーサイト

軍隊を持たない国、コスタリカを知る



学生の時からコスタリカには興味を持っていた。軍備を持たず徴兵制度がない。

しかし、軍備とは言えないけれどゲバゲバで学生時代は勉強どころではなかった。友人の大かたも地下生活で、ドロンした人が多い。全共闘世代の次の世代が地下とは、その後も太陽の日差しは強すぎた。

全然勉強しないで4年生を4回で卒業。コスタリカのことはすっかり忘れていた。

ところが、先日コスタリカに関する講演があるというので出かけた。電車の都合で諦めたけれど。

それではと思い、コスタリカを知ろうと本を買った。まずはコスタリカで使っている教科書の日本語版。

img232_R.jpg

次に中学生向けの読み物。もう羽も弱くなって硬いものはダメなんです。これは読み物だけれど、脳みそも柔らかくなっている。

img233_R.jpg

そして、軍隊を持たないコスタリカに関する新書版。

img234_R.jpg

これはチベットへ行く前に、高度になれることはできないけれど、対策があるのか知りたいと思って衝動買い。

img236_R.jpg

キルギスにおけるシベリア抑留を調べているが、他に戦争が終わったと考えられない人たちにはどんな人がいるのかするために「戦後補償裁判」を買った。この本の著者は毎日新聞の編集委員の栗原俊雄さん。筆の速い人だ。編集者にはお気に入りだろうなあ。まずは、柔らかい本から順にじっくり読みたい。

シベリア抑留の著書とスケッチなどの展示会

img189_R.jpg

シベリア抑留研究会を主催している成蹊大学名誉教授富田武氏が、「シベリア抑留 スターリン独裁下、『収容所群島』の実像」を発行し、今朝の朝刊で広告が出ていた。

img193_R_2016122113352369a.jpg

〇12月23日(金)‐28日(水)九段ギャラリーで、あまり知られていない収容所の様子を伝える貴重な絵巻物、スケッチ、写真、資料などを先月に引き続いて展示・公開します。体験者らの話を聞くギャラリートークやビデオ上映も毎日行います。
<時間>11:00~19:00  *オープニング23日は13:00から、最終日28日は15:00まで。
<会場>千代田区立九段生涯学習館2F・九段ギャラリー *入場無料
(地下鉄東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下」下車6番出口すぐ前、九段下交差点脇・りそな銀行隣)
<主な展示作品・資料>
澤田精之助氏絵巻物(32m) 、渡邉昭平氏スケッチ(26点)、井上馨氏スケッチ(24点)など
*14:00-15:00ギャラリートーク・予定ゲスト:
長澤淑夫(24日)、古川精一(26日)、富田武・栗原俊雄・松本茂雄(27日)さんほか。
<主催>千代田・人権ネットワーク <共催>シベリア抑留者支援・記録センター
<問い合わせ>Tel03-3237-0217  会場直通080-5079-5461    
 
 27日(火)のトークは、20日発売の富田『シベリア抑留 スターリン独裁下、「収容所群島」の実像』(中公新書)につき、抑留体験者の松本茂雄さん、毎日新聞の栗原俊雄さんからいろいろ尋ねていただき、著者が答えるトークとなります。なお、当日、富田氏の著書を会場で購入できる。

img194_R_20161221133524893.jpg

タシケントの日本人とタジキスタン

img201_R_2016041710264571f.jpg

以前にも紹介していますが、もう一度掲載します。

この写真は、2002年にウズベキスタンの首都タシケント近郊にあるコリアン・コルホーズで撮影したものです。左から2人目の男性は、コリアンコルホーズに住んでいた日本人。朝鮮族として育てられています。敗戦の時は樺太に住んでいましたが、両親は日本人であることがわかったらソビエトの兵士に殺されると考えて、朝鮮人の夫婦に預けたそうですこのような事例は多かったと思い明ます。

彼の話によれば、男ばかり3人の兄弟は別々の朝鮮人の夫婦に預けられました。
戦後、彼はソビエトでも有名なジャズドラマーとして活躍し、日本からジャズのビッグバンド♯&♭がモスクワで講演した時、共演したというのです。写真も見せてもらいました。有名なミュージシャンだからか、北朝鮮にも行って演奏しています。そして、実の兄と会ったといいます。もう一人の兄は仙台に住んでいると話していました。

タシケントへいき、もう一度彼に会いたいと考えています。日本に住んでいるウズベク人に話していますが、朝鮮族として日本人が育てられたケースは、誰も知らないようです。ウズベキスタンという特殊性と考えると、知っていても声に出しにくいのかもしれません。コリアン・コルホーズは、タシケントの周囲にはいくつかることもわかりました。

4月8日に厚生労働省は、4964人分の抑留で亡くなった方の名簿を発表して、ホームページで紹介しています。http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/syakai/soren/50onjun/h03/

おおざっぱですが、目を通しました。私は注目したのは、タジキスタンの出なくなった方の4名の名前が発表されていたことです。厚生労働省は、これまでタジキスタンで抑留されて亡くなった人はいないと主張していました。そのために、収容所の記録がないといっていたのです。

自身の発言を否定しています。ただ、亡くなったのはウズベキスタンの病院だとあります。

ウズベキスタンとタジキスタンの国境付近でダム工事をしていた方の手記や資料を読むと、タジキスタンにも収容所はあると思っていただけに、厚生労働省がどんな調査をしたのか知りたいところです。こちらも、調査をしたいと考えています。

3月27日の講演とナボイ劇場


3月23日の東京新聞朝刊のカルチャーインフォメーション

3月27日に開催する講演会「古都サマルカンドで暮らして」が東京新聞で紹介された。
講師は胡口靖夫氏だ。シルクロード雑学大学の会員でもある。

日時:3月27日 15時から17時 
会場:JICA地球ひろば(JR市ヶ谷駅下車徒歩5分)
参加費:一般1000円、学生500円
予約不要
誰でも参加できます。会員でない人の参加を歓迎します。

毎日新聞OBの記者が「ウズベキスタンのナボイ劇場は、日本人の捕虜たちが全部建てた」と講演したり著書で書いているが、あれはウソだ。1946年10月30日に元日本兵がソビエトに抑留されてタシケントのナボイ劇場に到着した時、すでにナボイ劇場の建物は、手が積みができていた。配線や装飾、壁塗りなどが約500名の抑留者に与えられた強制労働だった。

そのことを、以前のNHKの番組のビデオと日本ウズベキスタン協会の発行する「追憶 ナボイ劇場建設の記録 シルクロードに生まれた日本人伝説」、元日本兵の抑留者へのインタビューなどで証明するのが講演の目的だ。

日本ウズベキスタン協会の発行する報告書は、なぜ「シルクロードに生まれた日本人伝説」とサブタイトルを入れたのか、編集者の意図が垣間見れる。

1960年代に発生した地震でタシケントの大多数の建物は倒れたが、ナボイ劇場は残った。このことから日本人の労働をたたえる伝説が生まれたようだ。だが、伝説が生まれるように仕組んだのは誰で、何時からかははっきりしない。はっきりしているのは、タシケントにある公文書館には、日本人の抑留者がタシケントに到着する前に撮影されたナボイ劇場の工事の写真があり、すっかりレンガ積みが終わっていたことを物語っている。

戦後70年になる。日本人の抑留者がタシケントに到着する前に、ナボイ劇場の煉瓦を積んだウズベク人の煉瓦積みの職人の技術と努力、汗にまみれた労働が、ナボイ劇場を地震から救った。ウズベク人のまじめな勤勉さと技術をたたえてもいいのではないか。ウズベク人にもこの点を考えてほしい。

img271_R.jpg
今回の講演では、「古都サマルカンドに暮らして」(同時代社)
の頒布も行う。

img160_R.jpg
「シルクロードの青の都に暮らす」(同時代社)はアマゾンでかってほしい。

IMAGE0022_R_20160323203834d34.jpg
ウズベキスタンのタシケントには日本人抑留者の眠る墓地がある。

IMAGE0024_R_201603232038362ad.jpg
こちらは、ナボイ劇場の内部の写真。2002年に撮影している。講演を前にしての練習が行われていたが、日本からナボイ劇場を見に来たといったら中に通された。今は難しいと思う。人の大きさと比べて、劇場の大きさがわかると思う。

«  | ホーム |  »

プロフィール

silkroadcycling

Author:silkroadcycling
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

スペイン「巡礼の道」サイクリング (8)
ユーラシア大陸横断サイクリング (47)
講演会のお知らせ (39)
古代道路 (11)
日記 (55)
シルクロード雑学大学 (14)
未分類 (30)
シルクロードと日本 (39)
「ツール・ド・シルクロード10年計画」 (12)
チベット文化圏 (16)
シベリア抑留 (17)
国内サイクリング (36)
海外サイクリング参加者募集 (5)
写真展のお知らせ (14)
シルクロードの旅のお知らせ (6)
シベリア抑留・キルギス (19)
本の紹介・自転車 (7)
本の紹介・自転車・日本国内 (1)
本の紹介・シルクロードの楽器 (3)
コミックの紹介・自転車 (1)
西安ウォーキング (1)
本の紹介・最近のシルクロードと中央アジア (5)
展示会などのお知らせ (15)
海外サイクリング (13)
シルクロードの植物の栽培 (35)
キルギス・サイクリング (20)
自転車事情 (1)
シルクロードを歩く (3)
支倉常長の足跡 (10)
多摩川サイクリングロード (15)
リンク (1)
東日本大震災 (2)
多摩丘陵 (3)
佐渡・新潟・北陸 (1)
河西回廊ウォーキング (5)
佛教の南北伝播 (1)
学食巡りサイクリング (1)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR