2014-07

新疆ウイグル自治区の動向は

カシュガルのエイティガル寺院

朝刊を開いて驚いた。やはり、ヤルカンドで事件があったんだ。

昨日(7月29日)は、新疆ウイグル自治区の最近の様子を、届いたメールなどをもとに友人と話し合う約束で、夕方からシルクロードタリムというお店で会っていた。

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ヤルカンドの親子

居合わせた他の友人に、新疆ウイグル自治区で暮らすウイグル人の友人と最近メールなどで連絡をとっているか尋ねた。すると、すぐに携帯電話で新疆に電話をしてくれた。しかし、通じない。

「今朝、ヤルカンドで事件があったから、それが影響しているかもしれない」
というが、ほかの客もいるので、詳しいことは聞かなかった。

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シシカバ

待ち合わせた友人とは、しばらく新疆ウイグル自治区で事件もないので、来年はサイクリングできそうだと思い、顔を合わせることにしたのだった。「事件」の内容が不明。前向きな話に終始した。

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サモサ 見た目はともかく美味しかった。

友人は、新疆に関して本を書く予定だ。持っている資料は提供している。しかし、今年の5月までに、ウイグル人と関係すると伝えられる「事件」が続いたので、ペンを置いていた。資料収集だけは続けていると言っていた。

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「本にまとめるには、時間をどこかで区切らなければいけないから、書き始めたらいいんじゃない。時間は自分と関係なく進むし、生身の立場では時間には限りがあるし」
と書く事を勧めた。

朝刊によると、漢族だけでなくウイグル人も切りつけられて死傷しているようだ。また、警察当局は容疑者を数十人射殺したとも報道している。民族対立だけが原因の事件なのだろうか。しばらく、続報に注目したい。続報が出てくるのか、問題だが。
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アルマトイと南三陸を結んで届いた、原稿の束


南三陸ホテル観洋の近くで見かけた避難を伝えるお知らせ

朝日新聞記者の三浦英之さんから荷物が届いた。

出てきたのは原稿の束。

三浦さんには、2010年にキルギスの日本人捕虜のことで取材を受けていた。一緒にカザフスタンのアルマトイでも取材している。その後も、満州建国大学の卒業生たちに取材を続けていたようだ。

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三浦さんが追いかけてたのは、満州建国大学の各国で暮らす卒業生たち。アルマトイは、キルギスで捕虜として暮らし宮野泰さんと同級生のスミルノフ氏の取材で訪れた。

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スミルノフ氏と会った翌日、キルギスのタムガ村でオープンするキルギス平和センターの設営のために、わたしと宮野さんはキルギスへ向かった。青年海外協力隊のボランティアにも手伝ってもらった。三浦さんは、アルマトイに残り引き続いてスミルノフ氏の取材を続けた。

2011年3月11日に東日本大震災が発生すると、三浦さんは南三陸駐在となった。それまで追いかけていたテーマは、一時中断。わたしは、10月末に気仙沼へ行き、帰りは自転車で石巻まで南下した。途中、南三陸ホテル観洋に宿泊した。

当時は、宿泊施設が限られていた上に、復旧工事の作業員用に借り上げている宿泊施設が多く、通りすがりのわたしが宿泊できるような部屋はなかった。1つだけ空いていたのは4人部屋。ほかに宿はなく、宿泊したのだった。

三浦さんは、このホテルに常駐して取材していた。このことを知ったのは、帰宅してからのことだった。分かっていたら、アルマトイの時のように、お酒を飲みながら話ができたかもしれない。満州建国大学の卒業生たちのこと、被災地のことなど。

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気仙沼、陸に打ち上げられた漁船

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津波の後に発生した火災で焼けたバス

その後も、エジプトやフィリピンなどからの記事を目にし、「例のテーマ」を気にしていた。

今日、その原稿が届いたのだ。全体の中で、わたしに関係するのは1章だけ。それにしても、あっと驚くような事実が並んでいた。満州建国大、時代に戦争に翻弄された人生に愕然とするばかりだ。

三浦さんは、同封している手紙の中で、被災地への赴任で取材が中断したことを詫びた上で「とき既に遅し、といった感じでしょうか」と自嘲的な一文を載せてきた。来年は戦後70年、証言者が少なくなる中で貴重な記録になると思っている。わたしも頑張らなくては。

9月に転勤とのことなので、2・3日の間にチェックして返送しよう。

「異邦人 世界の辺境を旅する」出版記念



昨日(7月10日)は、台風が迫っているというのに、友人の上原善広さんの出版記念トーク・ライブに行った。

最近は、ゴールデン街にも足を運ばなくなったが、新宿・歌舞伎町の混雑は疲れるばかり。人ごみを飲み込んだエリア全体が欲望と執着の坩堝という雰囲気。しかも会場は地下2階。暗い。

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今回のトークは、「異邦人 世界の辺境を旅する」(文春文庫)の出版記念を記念する催し物だった。昨日が発売日だった。どんな本から、読んでのお楽しみ。

久しぶりに会った上原さん、一回り大きくなっていた。人間もそうだが、体の方も。

上原さんは、部落出身という生い立ちを公言し、日本全国の部落(彼は「路地」と呼んでいる)を実際に歩いて原稿にしている。この作品は「日本の路地を旅する」(文春文庫)にまとめられ、2010年に第41回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞している。

また、世界各地で差別される側を取材しており、今後はアフリカを取材したいとのこと。彼と出会ったとき、世界一周歩き旅の途中だった。それが、路地に絞った旅になっている。自転車の旅、歩く旅も、手記や記録を残すとなるとテーマが大事な時代だ。変化することはいいことだ。生まれてから死ぬまで、変化の連続なんだから。

トークは22時30分に終了。その後2次会とのことだったが、日を改めてゆっくり二人で呑むことにして、小雨の中を家路に着いた。

今日(7月11日)は、夕方に畑へ行き、茶枝豆の種まきをした。

イタリア・フランス、自転車旅行の報告会



昨日(7月6日)は、市川駅近くのJICA地球ひろばで、今年の5月に実施した「ユーラシア大陸横断サイクリング」第2次遠征の報告会。

百瀬会員が、自身のブログ「逆風に抗して」 にアクセスして、GPSのデータで作成した地図、写真をみながら、地形と風の関係などの解説も交えて紹介してくれた。

吉川会員の作成したビデオを30分ほど見て、旅の実際を伝える。広角のカメラで撮影しているので、並木の間を進む時など光線が多く、ビデオのほうが綺麗な感じ。

今回の宿泊は農家民宿などの宿泊が多く、ホテルでの宿泊は少なかった。それだけに、トイレシャワー付きの部屋、トイレシャワー共同の部屋、車で15分ほどの離れの倉庫など、部屋割り担当の舟田さんも苦労していた。その苦労話。

その後は、いつものように懇親会。この時間が一番盛り上がっていた。

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何故かこの日、着物姿の会員の姿があった。

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苦労話の発表をを終えて、ほっとしたのか笑顔の会員。

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8月の定例会は俺の番だ、と豪快に焼酎の一升瓶空にする岩元会員。

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8月17日(日曜日)の定例会は、JR市ケ谷駅近くのJICA地球ひろば 600号室で15時より、

岩元 浩会員による「西安から河西回廊を経て敦煌へ 自転車ひとり旅」(仮題)の報告です。

岩元さんは、ブログ「地球一周自転車ひとり旅」 で旅の様子を発表しています。

定例会は誰でも参加できます。参加費は1000円。

9月に計画している「ツール・ド・シルクロード10年計画」第2次遠征では、蘭州から敦煌までの走行を予定しているので、参加者の参考のために準備した報告です。

旅の参加者も募集中です。バスでの参加もOK。希望者は、シルクロード雑学大学の長澤法隆まで連絡をください。

イランのひょうたん、順調に育っています。


アピオスの花、資料には「花は美しいけれど、イモを太らせるために摘花する」とある。人間の都合のいいことばかり考えているようで、ちょっとさみしい。美しい花を愛でる。1本だけ花を咲かせることにした。

2014年も半分過ぎてしまった。

今日は7月1日、ここ数年かけて取材を進めてきたテーマ、元旦には「今年こそ1冊にまとめる」と決めたのだが、何にも進んでいない。今日は大いに反省するために、ビールでも飲むか。

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ひょうたんの花。雄花と雌花が並んで咲いている。雄花と雌花の違い、子供たちでも見てわかりそう。

ひょうたんは、アフリカ原産でシルクロードを旅していると、食器や楽器、絵を書いた置物など用途は様々。中国の唐の時代の文献を読んでいると「ハミから砂漠を越えて敦煌へ行く。砂漠を超えるための準備として、ひょうたんに水を入れてらくだに背負わせた」といった記述がある。

西安に唐の時代の西の出入り口であった「開遠門」を復元し、門から西に向かうラクダキャラバンの石像を設置している小さな公園がある。

石像をよく見ると、確かに大きなひょうたんを背負ったらくだの姿を見つけることができる。製作者や企画者は、文献を調べて制作したのだろう。

花をつけているひょうたんは、イランから持ち帰ったひょうたんに張り付いていたものの末裔か。もう少し大きくなって形がはっきりしてくればわかる。

イランでは、薬屋さんのお店の入口にひょうたんがぶら下がっているのをよく見かけた。薬やハーブを扱うお店は、代々薬局の役割を果たしていたのだろう。煎じ薬には水が必要。そんなことから、水筒役のひょうたんを下げているのだろうかと、思っている。イラン人に聞いても、「薬局にひょうたんが下がっているのは、子供の頃からのこと。当たり前です」

キルギスのバザールでは、ハーブを売っているお店というか屋台をみかけた。先祖代々、ハーブを扱っており、「頭が痛い」「お腹が痛い」といった要望に応えて調合してくれるようだ。一度相談したいと思っているが、チャンスがなかった。

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畑では、じゃがいもも花をつけていた。白い可憐な花だ。

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コールラビは、いよいよ食べられそう。キャベツの仲間なのでモンシロチョウの幼虫の被害を受けやすいのだが、今のところいくつも収穫できそうだ。

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枝豆も今日明日にでも収穫できそう。あまり収穫の日が遅くなると、パンクしそうな勢いだ。



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