2015-08

コミックを読んで自転車旅を楽しむ。サイクリングも楽しもう。


「サイクル野郎」荘司としお著、少年画報社、昭和54年発行、アマゾンでは全37巻セットで31424円より

昭和時代の漫画。この時代はコミックとは言わなかった。漫画本。私は61歳だが、当時は私のような年代のオトナが電車でマンガを読んでいる姿は見かけなかった。今は普通。「子どもに『見ちゃいけない』といっているから」と言って、コミックを網棚に放り投げているおじさんの姿も、電車ではよく見る。

「サイクル野郎」が描いているのは、サイクリングだ。それも長距離。いまでは、ロードで日帰りのツーリングのためのノウハウは雑誌で紹介している。でも、何ヶ月もサイクリングするためのノウハウを紹介しているケースは少ないように思う。自転車旅行もコンビニになったのか。便利、簡単、速い。それもいい。でも、自転車にもいろんな魅力がある。魅力の一つを紹介している。

「サイクル野郎」はオンデマンドで、1冊2500円。セットでは37冊で3万円ちょっとくらいから7万円近いものまである。安いのは早い者勝ち。もっと安いものに出てほしい。雑誌でサイクリングの紹介は少ないが、こんな漫画を読みたいという読者は多い証拠が、オンデマンドの存在か。若い人にはぜひ読んでほしい。決められた道を走るよりは、自分で決めた道の向こうをめざして欲しい。

コミックの編集者さん、サイクリング物も出してください。日本サイクリング協会って、ありましたね。四国サイクリング月間、佐渡サイクリング月間などあってもいいように思う。その月は、道のあちこちでサイクリストに会う。地元の人はサイクリストにおもてなし、てな具合に。

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「かもめ チャンス」玉井雪雄著、小学館、1冊の定価514円。全20巻。アマゾンで1円より

銀行に勤めるサラリーマンが、ひょんなことから140万円もする自転車を壊してしまい、弁償するために、無理やりトレーニングをさせられてレースに出る話。60パーセントから80パーセントの足で登ってほかの力は残しておけなど、ツーリングにも参考になる話が多い。

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「ツール!」大谷アキラ著、栗村修監修、小学館、1冊453円より、アマゾンで1円より

自転車レース好きの父を持つ少年が、ツール・ド・フランス総合優勝を夢に見るコミック。今の時代の主流と言えるストーリー。レースの好きな人にはたまらない1冊のようです。

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「南鎌倉高校女子自転車部」松本規之著、マックガーデン、本体571円、アマゾンでは1円より

表紙を見て買った。でも、よく見たら変だった。ロードを引いている女の子が、どうしてスカートをはいているのかと疑問。それにしても目が大きい。とは言っても、ギアの落とし方など、初心者が自転車を覚えるにはいいようだ。優しく教えてくれる感じ。

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「のりりん」鬼頭莫宏著、講談社、本体600円、アマゾンでは1円より

「のりりん」の意味は何か。タイトルが不思議。だが、インターネットで登場人物の一欄表を見ていたらなんとなくわかってきた感じがした。こういうのを見るってこと、つまり登場人物が紹介されているってことは、人間関係が複雑ってことなのか。

自転車嫌いが、急に自転車に乗る羽目になったコミックだが、著者は自転車のことをよく知っている風。


我が家に、自転車を題材としたコミックはもっとあった。だが、近所に住む友人にあげた。団地住まいの我が家では、置く場所がないので広い家に貰っていただいた。次はシルクロード関連の本をもらってもらいたいものだ。お願いします。

学生時代の友人は、「先日、古本屋の前を通ったら『どれでも100円』のワゴンに俺の本があった」と嘆いていた。今はアマゾンで1円の売値が嬉しくもあり、悲しくもある。使う人がいなくなれば、自転車もゴミになる。

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市川さんの出演するテレビ番組は9月20日でした。お詫びです。

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再び、シルクロード雑学大学の会員、市川武邦さんです。持っているのは、中央アジアのウズベキスタンに伝わる民族楽器

昨日、ブログでシルクロード雑学大学の会員の市川武邦さんが、テレビ番組で紹介されるとの告知をしましたが、日程を間違っていました。ごめんなさい。訂正します。

正しい日程は、

9月20日(日) 午前9時から
テレビ局は、BS-TBS
です。

内容は昨日のブログを見てください。想像ですけれども、

勉強する時間があることがわかったので、シルクロードの楽器について書いている本を紹介します。

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「シルクロード楽器の旅」柘植元一著、音楽之友社、1992年発行時は1730円らしい。アマゾンでは、149円より(8月20日現在)

生活の中で楽器がどのように使われているか、わかりやすい。自転車で旅行しながら、道端で演奏しているおじさんに励まされることもあるのだが、旅行の一場面も思い出させてくれる。

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「シルクロードの響き ペルシャ・敦煌・正倉院」古代オリエント博物館編、1619円、柘植元一監修、アマゾンでは587円より(8月20日現在)

古代オリエント博物館の図録だったように記憶している。遺跡のレリーフが豊富で、時代による変遷を想像するのも楽しい1冊だ。巻末に、参考文献、楽器博物館・音楽資料館紹介もある。以前、これを読んで「シルクロードの楽器を集めていたら協力します。買ってきましょうか」と博物館に電話したことがある。あの話は、一体どうしたのだろう。hんあじいさんと思われただけだったのか。結局、留学生がアルバイトの講座の楽器として借りたままだ。テレビを見て、借りていることを思い出すだろうか。

市川さんの番組もよろしくお願いします。
ペダルを踏みながらテレビを見たら、シルクロードを走っている気分になれるか。

シルクロードの民族楽器とバイオリンの交差点

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ウズベキスタンの民族楽器・ギジャークを手にする市川さん

明日・8月20日のテレビ番組のお知らせです。

午前9時から、BS-TBSでシルクロード雑学大学の会員の市川武邦さんが紹介される予定です。

市川さんは、定年後に手作りバイオリン工房を開設しています。今はバイオリン作りの職人です。

バイオリンの源流は、中央アジアのウズベキスタンに伝わっているギジャークという民族楽器だとの説があります。木の部分は桑の木、弓は馬の尻尾の毛、弦は羊の腸、これがもともとの組み合わせだとのことです。その土地の生活の中にある材料で、楽器を作って楽しんでいたということなのでしょう。

市川さんは、シルクロードを自転車で旅行しながら、弦楽器の民族楽器を購入しています。弦楽器だったらなんでもいいのではなくて、こだわりがあるようです。番組でギジャークの音色とともに民族楽器の魅力を聞くことができるでしょう。

本を読んで知る。自転車による日本国内旅行。


「翔べ、銀輪を翼にして 子どもの自立と野生復活を賭けたサバイバル自転車旅行」村山水穂子著、一光社、当時は980円、アマゾンで3500円の1冊だけ(8月19日現在)

1988年発行と古くに発行された本だった。著者は里親になって8年という女性。ふたりの実子がいる。身長150センチ、体重45キロ、45歳でこのサイクリングを試みた。自身が言うには、水泳もマラソンもできない普通の女性なのだという。準備一覧という項目があり、参加する子供たちに読ませた雑誌や書籍が8冊紹介されている。「サイクルスポーツ」もあった。「サイクル野郎中央突破」もあった。

ルートは、北海道の釧路から東北、中部、北陸、そして東京。2590キロを走ったのは19名中、9名だ。でも、17歳もいれば10歳もいる子供の集団が、雨の日も風の日も走った。偉いもんだ。その後西日本編も走っている。子ども同士もお互いがよくわかるようになるだろうし、日本のこともよくわかるようになるかもしれない。それに、子どもと一緒というのは魅力的だ。どんな風に育つか、楽しみだから。未来があり、時間と可能性が秘められているように思えるから。この子供たちはどんな大人になったのだろうか。著者にも子供たちにも会いたいものだ。

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「女チャリダーふれあい日本一周ひとり旅」くぼた まきこ著、イカロス出版、アマゾンで986円より(8月19日現在)

大学生の夏休みに、兵庫県から沖縄まで初めて自転車旅行を試みた著者。大学を卒業すると老人保健施設に就職したが、25歳の時に大学時代の友人を亡くしてしまった。突然のことだったが、これをきかっけに生と死を考える。結果、一度きりの人生と考えて好きなことをして生きる道を選ぶことにする。職場を辞めて日本一周自転車旅行に出発した。28歳の時だった。日本一周自転車の旅に、2007年から2009年までの2年間を費やしている。日本地図とルート、自転車、装備や道具、テントなどを巻頭にカラーページで紹介しているので、初めての人にもわかりやすい。日本での人との出会いも多いようだが、富士山山頂で53日もアルバイトをするなど、日本を知る旅となっている。この点でも羨ましい旅に思えた。

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「チャリンコ族はいそがない」熊沢正子著、山と渓谷社、発行時1000円、アマゾンでは52円より

1988年の発行。1985年からの2年間で日本を一周した女性の記録。コミカルに書いているが、現地で現実と出会うことで沖縄の基地問題などには利害抜きで考えさせられている。また、自転車旅行を始めるのはいいけれど、旅が長くなるとどんなきっかけでピリオドを打つか、悩むとは多くの友人の声。著者は、同じような悩みを抱えていたようだ。それにしても、私が持っているのは6刷り、よく売れたもんだ。著書も後押ししたのだろうが、自転車旅行は人気だったようだ。

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「チャリンコ族はやめられない」熊沢正子著、山海堂、1993年の発行当時1300円。アマゾンでは1円から(8月19日現在)

どっしりとしたイラストになって再登場。1冊目と違い、連続した旅の記録ではない。また、日本の話が中心だが、日本だけでなく韓国を走った紀行文もある。旅先から友人の結婚式に出席するために50キロ走ったりし書いてもいるが、このツーリングは旅と言えるのだろうか。少々疑問符のつく紀行もあるように思った。だが、人のことはまあよしとしましょう。それにしても、雑誌にラジオにと売れっ子で大忙しのサイクリストの風なのだ。今も大忙しのサイクリストでしょう。この頃は、自転車関係の雑誌を開けば、自転車旅行の記事があったものだ。懐かしくもある。

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「チャリンコ族は丘を越える」熊沢正子著、山と渓谷社、1996年発行、1300円。アマゾンで350円より(8月19日現在)

第3冊目。自転車仲間と一緒に日本を出て、台湾、イギリスなどのヨーロッパを14ヶ月の自転車旅行。印象としては、イギリスを走るには雨が多そう。ヨーロッパ全体が天候に恵まれる機会が少なかったように思えた。国境を越えるたびに二人のサイクリストは、通貨に頭を悩ませていた風。だが、今ではユーロがあり、国境を越えても通貨は同じ。国境を越える際に入出国の手続きもいらない。便利になったが、さみしい感じもする。旅を通して、ユーロ以前の国境と通貨の違いを楽しめる1冊。

本を読んで知る。海外自転車旅行の楽しみ。


「奥アジア冒険5600キロ」リチャード・クレーン、二クラス・クレーン共著、森泉淳訳、心交社、アマゾンで20,791円から。8月18日にアマゾンを見たら1488円からになっていた。

1953年生まれと1954年生まれの二人のイギリス人の冒険家が、海から最も離れた地点を地球のヘソと称して、自転車での走破に挑んた時の記録。1986年3月にバングラディッシュの海辺を出発して、58日かけてウルムチを過ぎたところにある地球のヘソに到着。二人は、いとこ同士。巻末に資料があり装備も記録している。自転車旅行の「地球のヘソを求めて」というオリジナルのテーマがいい、魅力的だ。1989年の発行で当時は1545円だった。2015年8月16日にアマゾンでは3冊あった。

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「ヒマラヤ自転車旅行記」ベッティーナ・セルビー著、柴田京子訳、東京書籍、アマゾンで436円よりあった(2015年8月16日現在)

おそらく1983年に行った自転車旅行の記録。ルートは、パキスタンのカラチからインドの北部、ネパールのポカラ、カトマンズを経て、インドのガンドックまで、約8000キロ。旅行当時の彼女は47歳で、3人の子供がいた。自転車のサドルは、出発前に息子がアメリカから送ってくれたというのは微笑ましい。著者はイギリス人だが、訳者もあとがきで書いているように、イギリス人には冒険好きが多いようだ。上流階級の遊びだったのだろうかと、訳者は書いている。本の発行は1991年で、1800円だった。

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「チベット高原自転車ひとり旅」九里徳泰著、山と渓谷社、アマゾンで84円よりあった。(2015年8月16日現在)

1986年7月に著者はチベットに入った。1965年生まれだから、21歳の時だ。この時から、3回チベット高原を自転車で走り、カシュガルに入っている。今と比べると当時はかなり自由だった。今は日本人が一人でチベットを旅行することは許されていない。しかし、当時は、一人での自転車旅行はもちろん、コンピューターが普及していなかったので、国境や検問でお互いにわがままを通すことが可能だった。あくまでの当時のチベットを知るつもりで読んで欲しい。1989年の発行当時の値段は1600円。

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「カンボジア自転車旅行」平戸平人著、連合出版、Amazonでは669円より(2015年8月16日現在)

表紙の写真を見ただけで道の悪さを思い浮かべた。そうとうの悪路を走ってきたのだろう。GPSを持たないでカンボジアを自転車で巡った記録。カラーだけでなくモノクロの写真でもカンボジアの遺跡の崩落した様子を伝えており、この点でも興味深い。著者は1950年生まれで、2005年に会社を早期退職してカンボジアの他にタイやラオスやベトナムの田舎を好んで自転車で訪れている。遺跡が好きなようだ。悪路でペダルが脱落したこともある。だが、禍が転じて地元の人の親切に救われた話や地元の暮らしに触れた話しなど、自転車旅行の魅力を実感できた。2012年の発行で1800円。

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「マンゴーと丸坊主」山崎美緒著、幻冬舎。アマゾンで1円より(2015年8月16日現在)

大学でスワヒリ語を専攻し、2004年に大学を休学して女性ひとりでケニアから南アフリカまでの8カ国5000キロを走破。その時の体験を記録している。著者自身によるイラストも楽しめるがモノクロなのが残念。使っている色は柔らかい。マウンテンバイクは、祖父からのプレゼントだったという話はうらやましい。JACC(日本アドベンチャーサイクリストクラブ)のメンバー。発行当時は1300円。

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「満点バイク」山田(旧姓山崎)美緒著、木楽舎、アマゾンで548円より(2015年8月16日現在)

キューバ、エトリア、ベトナム、中東、中国のシルクロード、アメリカのカリフォルニアを自転車旅行した体験を書いている。中国人と一緒だったり、多くの外国人の女性と一緒だったりと旅の目的が様々、また目的地向かって直線的に走っている点も旅としては面白い。著者自身によるカラーのイラストも楽しめる。満点バイクは、祖父がプレゼントしてくれたマウンテンバイクのよう。

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