多摩川をサイクリング、「巡礼の道」で日本を伝えたい
多摩川の河口から源流までサイクリングしたい。そう思って、今日、羽田国際空港駅で仲間5人と集まった。まずは、多摩川の0メートルの基準点を探す。工事のためにパネルで河原はおおわれていると思っていたが、大丈夫だった。今日は満潮にあたっていたようで、水面が高かった。
今年の5月31日に日本を出発して、スペインの「巡礼の道」を15名ほどでサイクリングする予定がある。「巡礼の道」は歩くための道なので、舗装道ではないと分かり、多摩川のダートを選んで走ることにしたのだった。どうせなら、達成したと感じられるトレーン具を兼ねたサイクリングにしたいと思い、計画した。今回は河口から、羽村の阿蘇神社までの55キロを予定した。
舟田さんが河口まで0.2キロという基準点を発見。そこから東京湾沿いに歩いて0メートルを見つけた。
多摩川をさかのぼると、河口で漁をするためのものなのか船が多摩川に浮かんでいた。
東京湾の近くからは、雪に覆われた富士山もよく見えた。風は冷たく強かったが、雲一つない快晴だった。
二子玉川の看板。多摩川を紹介している。少し早かったが、朝早くから動いていたのでここの公園でお昼とした。トイレも水もある。今日は小さい子供たちで公園はにぎやかだった。
多摩川のダートを進んでいくと正面に満開の桜が目に入ってきた。小学校低学年くらいの子供たちは、花には興味がないみたい。花より団子か。
こんな場面で満開の桜に出会えるとは、思いがけない遭遇に思わず写真を撮りに気に吸い寄せられた熟年5名。
登戸の堰、ここでは魚を見ることができなかった。
次の堰では鯉が泳いでいた。舟田さんの推測では、エサをあげる人がいるからここだけ魚が集まるのではないかということ。納得した。
こちらも鯉。
国立市の谷保天満宮に立ち寄って観梅。
合格ゼリー、甘酒が飲める。ちょうど甘酒を作っていたので、今日は飲まなかった。
合格ゼリーを食べていた横田さんは、シルクロード雑学大学の大学院に合格したいとのこと。彼は大学の教授だったが、定年退職。次は何の勉強をするのだろうか。
今日は、ダートを走って疲れたので、国立駅までとした。次回は、3月20日。立川駅からスタートする予定だ。ダートを選んで、青梅から奥多摩あたりまで進みたい。
のんびりと多摩川の風景を見ながらのサイクリング。スペインの「巡礼の道」をサイクリングしている時に、スペイン人やフランス人に多摩川を走って撮った写真で日本を紹介したいと思っている。
桜や梅の季節とも重なり、日本の習慣や季節感を紹介するには、いいタイミングのサイクリングとなった。
朝9時から午後4時までの走行距離は45㎞くらい。もっと写真を撮りたかった。「巡礼の道」のサイクリストに日本を伝えるためにも。
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