2017-09

5月17日(土) セートからペジエ



5月17日(土) セートからペジエへ
 セートのホテルは、すぐ裏手に港がった。向かいはカジノだった。
 晴れ、8時の気温は16℃、湿度40パーセント。昨日はホテルに到着する時間が遅かった。休むのも遅くなったので、1日の始まりも遅くした。

 9時に百瀬さんによるコースの説明があり、5分後に走り始めた。気温は20℃に上がり、湿度は33パーセントと低くなった。暑くなりそうな気配だ。また、湿度が低いのが原因なのか、のどの痛みや声のかすれを訴えるメンバーが増えた。疲れもあるのかもしれない。

 走り始めてすぐに市街地を外れて地中海に面した砂浜に沿ったサイクリングロードを西へ進んだ。ちょっとだけ向かい風だ。

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サイクリングロードの周辺は、砂の移動を留めるために小さな枝を砂に差して柵を作り、この間に植物を植えていた。中国の砂漠では、草方格と呼んでいるが中国で利用しているのは主に葦だ。生命力の強い葦は、そのまま根を生やし定着することもある。また、中国のタクラマカン砂漠でよく見かけたタマリクスという塩分濃度の濃い水に強い灌木もよく見かけた。中にはピンクの小さな花をつけている木もあった。

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さらに進むと海岸に沿ってコテージが並んでいる。すでにバカンスと思われる家族連れもおり、子供たちに自転車に乗る練習をしている光景を見かけることもあった。

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海岸沿いのサイクリングロードが、内陸部の町アグド方面に向きを変えようというところでダートに出くわした。どうしたらいいものやら。

ちょうど三叉路で大きな木があり、3人のフランス人サイクリストが休憩していた。トップを引いている百瀬さんは、流ちょうな英語にフランス語を交えて話し合いを始めた。GPSとも睨めっこをしながら。

結果、一人のフランス人サイクリストが道案内役を務めてくれることになった。ダートの道を進むことになったのだ。

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サイクリングロードの脇には、こんな愛嬌のあるオブジェも見かけた。

フランス人のサイクリストは、アグドの町を過ぎて運河に沿っているサイクリングロードまで案内してくれた。ありがとうフランスのサイクリストよ。ここで彼とは別れた。しかし、フランス人のスタッフと話したところ、この先のサイクリングロードはかなり道が悪いことが判明。アクドの町に戻って、わかりやすい運河沿いの道を走ることになった。

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アグドで見かけた駐輪場。

アグドの広場で休憩の間、城壁が見えたので、例のごとく高いところを目指した。ギリシャ時代の城壁だが、城壁の中には住宅が並び洗濯物が干してある。市民の暮らしがあった。歴史をどのように感じながら暮らしているのだろうか。路地を歩きながら眩暈を感じた。

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アグドの町を過ぎて運河沿いのサイクリングロードに入った木陰で昼食とした。

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運河に沿ったサイクリングロードは快適だった。行きかうサイクリストも多い。ときどき見かける石造りの橋に出会うと、運河の歴史を感じられるように思われた。

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運河の両側にもブドウ畑が広がっていた。

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ペジエの町の中では、ロータリーをぐるぐる回った。宿泊する施設が郊外にあるのだが、ロータリーからどの道に入ったらいいのか、GPSを見ながら走っていても分からない。

舟田さんが「あの上を船が進んでいった。運河の立体交差だ」という。ロータリーや幹線道路から外れて、河原に降りた。歩いて坂道を上った。下から見上げているときは車の通る橋と思っていたが、確かに運河の立体交差だった。よく観察しているものだと、舟田さんに関心した。

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立体交差の運河の両側は、サイクリングロードになっていた。

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結構利用されている。

その後、ペジエの町を抜けてGPSを頼りに宿へ向かうが、進むほどに街並みから外れた。ポツンポツンとあった家も見当たらなくなった。ブドウ畑の間を縫うダートを走り続けた。

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オリーブ畑とブドウ畑に囲まれた農家が、今日の宿だった。スーパーもなければ飲み屋もない。だが、プールは二つ備えていた。今回も3か所に分かれての分宿。13日に買った5リットルのワインをようやく開ける日が来た。ワインが切れたというYさんに、ペットボトルに詰めたワインを届けた。

この日は、順番に回ってくるノートに日記を書く当番だった。わたしがワインを呑む時間はなかった。


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