2017-10

本を読んで知る。海外自転車旅行の楽しみ。


「奥アジア冒険5600キロ」リチャード・クレーン、二クラス・クレーン共著、森泉淳訳、心交社、アマゾンで20,791円から。8月18日にアマゾンを見たら1488円からになっていた。

1953年生まれと1954年生まれの二人のイギリス人の冒険家が、海から最も離れた地点を地球のヘソと称して、自転車での走破に挑んた時の記録。1986年3月にバングラディッシュの海辺を出発して、58日かけてウルムチを過ぎたところにある地球のヘソに到着。二人は、いとこ同士。巻末に資料があり装備も記録している。自転車旅行の「地球のヘソを求めて」というオリジナルのテーマがいい、魅力的だ。1989年の発行で当時は1545円だった。2015年8月16日にアマゾンでは3冊あった。

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「ヒマラヤ自転車旅行記」ベッティーナ・セルビー著、柴田京子訳、東京書籍、アマゾンで436円よりあった(2015年8月16日現在)

おそらく1983年に行った自転車旅行の記録。ルートは、パキスタンのカラチからインドの北部、ネパールのポカラ、カトマンズを経て、インドのガンドックまで、約8000キロ。旅行当時の彼女は47歳で、3人の子供がいた。自転車のサドルは、出発前に息子がアメリカから送ってくれたというのは微笑ましい。著者はイギリス人だが、訳者もあとがきで書いているように、イギリス人には冒険好きが多いようだ。上流階級の遊びだったのだろうかと、訳者は書いている。本の発行は1991年で、1800円だった。

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「チベット高原自転車ひとり旅」九里徳泰著、山と渓谷社、アマゾンで84円よりあった。(2015年8月16日現在)

1986年7月に著者はチベットに入った。1965年生まれだから、21歳の時だ。この時から、3回チベット高原を自転車で走り、カシュガルに入っている。今と比べると当時はかなり自由だった。今は日本人が一人でチベットを旅行することは許されていない。しかし、当時は、一人での自転車旅行はもちろん、コンピューターが普及していなかったので、国境や検問でお互いにわがままを通すことが可能だった。あくまでの当時のチベットを知るつもりで読んで欲しい。1989年の発行当時の値段は1600円。

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「カンボジア自転車旅行」平戸平人著、連合出版、Amazonでは669円より(2015年8月16日現在)

表紙の写真を見ただけで道の悪さを思い浮かべた。そうとうの悪路を走ってきたのだろう。GPSを持たないでカンボジアを自転車で巡った記録。カラーだけでなくモノクロの写真でもカンボジアの遺跡の崩落した様子を伝えており、この点でも興味深い。著者は1950年生まれで、2005年に会社を早期退職してカンボジアの他にタイやラオスやベトナムの田舎を好んで自転車で訪れている。遺跡が好きなようだ。悪路でペダルが脱落したこともある。だが、禍が転じて地元の人の親切に救われた話や地元の暮らしに触れた話しなど、自転車旅行の魅力を実感できた。2012年の発行で1800円。

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「マンゴーと丸坊主」山崎美緒著、幻冬舎。アマゾンで1円より(2015年8月16日現在)

大学でスワヒリ語を専攻し、2004年に大学を休学して女性ひとりでケニアから南アフリカまでの8カ国5000キロを走破。その時の体験を記録している。著者自身によるイラストも楽しめるがモノクロなのが残念。使っている色は柔らかい。マウンテンバイクは、祖父からのプレゼントだったという話はうらやましい。JACC(日本アドベンチャーサイクリストクラブ)のメンバー。発行当時は1300円。

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「満点バイク」山田(旧姓山崎)美緒著、木楽舎、アマゾンで548円より(2015年8月16日現在)

キューバ、エトリア、ベトナム、中東、中国のシルクロード、アメリカのカリフォルニアを自転車旅行した体験を書いている。中国人と一緒だったり、多くの外国人の女性と一緒だったりと旅の目的が様々、また目的地向かって直線的に走っている点も旅としては面白い。著者自身によるカラーのイラストも楽しめる。満点バイクは、祖父がプレゼントしてくれたマウンテンバイクのよう。
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