2017-08

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「悲田所」探しのサイクリングに挫折した1日、シルクロードは遠かった

天気もいいので「悲田所」へサイクリングに行こうと思った。手術後の経過もいいし。

「悲田所」のことは、中学校の日本史の授業で習っていた。だが、現実感はなかった。

10年ほど前に、古代道路を歩く企画を計画した。中央線の西国分寺から栃木県の壬生寺をめざす。1回では歩き通せない。15キロほどに分けて、日曜日を利用して数回歩いた。

この時に、埼玉県所沢市内で「悲田所跡」と記している停留所を見かけた。この時の参加者には、地図を渡して、古代道路と推測されるルートを示していた。ところが参加者は、歴史にはあまり興味を示さなかった。話が遠すぎたのだろうか。電車の駅まで距離があることもあり、そのままになっていた。

最近、近所に住む友人に「悲田所」のことを話した。関心を示した。後日会うと、インターネットで見たけれど住宅街の中に有ることがわかり紀伊持ちは盛り上がらなかった、出かける気にはならなかったと話していた。

「悲田所」と書いたバス停がある。公園もある。新しく立てた石碑もある。しかし、悲田所の場所はわかっていない。これが現実だ。でも、バス停だけでも見たい、周辺の風景だけでも見たいと思ったのだ。

ところが、facebookを見ていたらロシア語で言う「カレイスキー」、高麗人のことを書いた文章を見つけた。カザフスタンのアルマトイのゴーゴリー通りに面した公園で、著者はカレイスキーの生き残りである朝鮮人と合うことから書き始めていた。

タイトルは「『北朝鮮の冬』を逃れ『ソ連の春』を求めた留学生たち その数奇な生涯をたどる」とあった。

最近、シルクロード雑学大学に入ったメンバーの友人、その父親がアルマトイに抑留されていた。いわゆるシベリア抑留者だった。また、その父親は、ソビエトではないけれども、戦前にある国へ亡命した人だった。しかも、モスクワ、満州を経由している。そんな人が抑留されていたことも驚きだが、抑留者に向けて発行されていた「日本新聞」に関わっていたこともわたしの関心を引いた。

シベリア抑留のルートは、抑留者の手記やインタビューでは知っていた。だが、風景や寒さ、人家の感覚などの実際は知らない。せめて自転車でたどってみたいと思っていた。

そんなわけで、この文章を読み始めたら「悲田所」行くのは明日でもいいと思うようになったのだ。

今の時代では、好きで旅行や移動をしている人が多いと思う。しかし、移動手段が発達していない時代であっても、人はいろんな事情で移動や旅を強いられていたようだ。今も同じなのかもしれない。

「悲田所」に寄ることになった人たちは、どんな事情を抱えていたのだろうか。明日こそ出かけたい。

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