2017-08

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悲田処跡を探してサイクリング、鎌倉街道をゆく

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伝鎌倉街道は、東京都国分寺市内にある武蔵国分寺尼寺跡の近くにある

10月9日、朝起きると晴れていた。今日は早めに「悲田処跡」を探しに行こうと思う。先日は古代道路を推定してルートを決めた。今回は、鎌倉街道を探しながら行くことにした。スタートは、武蔵国分寺尼寺跡の近くに有る伝鎌倉街道とした。

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陶器の破片が落ちていた

武蔵国分寺尼寺をのんびりと見た。10時30分になっていた。3歳くらいの子供と父親がいたが、遺跡に興味は無いようだ。近くに公園があるので、遊びに来ているのだろう。のんびりと歩くと、陶器のかけら、漆喰の破片のようなものが落ちていた。遺跡に関心のある人は、ほしくてたまらないだろう。3月に西安へ行き、秦の始皇帝が都とした咸陽城遺跡で拾った陶片は、欲しいという参加者にあげている。古代史に関心のある人の中には、当時の遺物を希望する人は多いようだ。まだ、遺跡へ行けば落ちている。。

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今も通勤や買い物に利用されている伝鎌倉街道

鎌倉街道は、鎌倉時代に各地と都の鎌倉を結ぶ道。たくさんあり、今でも利用されているケースもある。東京都国分寺市には、鎌倉街道と伝えられている「道」が、今でも買い物や通学に使われている。JR西国分寺駅から近く、南武線の脇を通っている。

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伝鎌倉街道の北の端は線路になってしまった

伝鎌倉街道は、北に進むと台地の上に出る。だが、南武線と交差して、消えている。ずっと北側を見ると、遠くに見える20階程のビルの脇(西側)を通っていたと思われる。まっすぐだと仮定してのことだ。

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高いビルの北側に行くと、伝鎌倉街道はJR中央線によっても寸断されていた

伝鎌倉街道は、確かに遠くに見えた20階程のビルの西側を走っていたようだ。JR中央線の北側に出ると伝鎌倉街道の延長線上に金網がある。ここから切通しを通って北へ進む道があり、一般に「鎌倉街道」と言われている道だった。

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東村山市にある「東村山ふるさと歴史館」

現在、鎌倉街道と言われている道は、以前は鎌倉街道だったのかもしれない。東京都東村山市には、「東村山ふるさと館」という郷土の歴史資料を紹介している施設がある。入場無料で、誰もが利用できる。有料の企画展もあるので、注意して欲しい。

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所沢市松が丘団地で見つけた「悲田処跡公園」の案内

東京都東村山市は、埼玉県所沢市と接している。その境界は、狭山丘陵と呼ばれている。例えば一番東側にある「八国山緑地」に上ると、東西に走る尾根は境界となっている。境界は道となっていて、案内や注意の看板を見ると、南側は東京都、北側は埼玉県。管轄が道の左右で異なるようだ。この一角に「悲田処跡」はあったようだが、説はいくつかあるようだ。今回のサイクリングで、私が見つけたのはひとつだけ。それは「悲田処公園」だった。埼玉県所沢市松が丘の団地の中にあった。だが、公園にあったのは、金属でできた看板だけだった。

こんな「処」だったのかと感心してみていたが、今でも行政により「一時避難所」と指定されているようだ。

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「悲田処跡公園」にあった金属製の看板。説明の文章を探したが、なかった。どうしてここなのか、遺跡が出たとかの理由が知りたかった。

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トトロの大きなぬいぐるみを店頭に置くお店

16時なので帰途についた。先日、気になっていたお店があったので、そのお店の看板娘ならぬ「看板トトロ」を外から撮影していると、「中に入って写真を撮っていきなさいよ」と大きな声で呼びかけるおばさんがいた。「大森酒店」。酒屋だった。呼びかけに応えてお店に入った。それにしても、態度の大きな客だなあ。

「このぬいぐるみはみんな私がインターネットで買ったの」「ここはトトロのふるさとだからね」「レジの後ろにもぬいぐるみがあるのよどんどん中へ入って」。お店番をしている白髪の多いおばあさんの写真も撮った。「あの子の家でなくて、お店に置くっていうの」。

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トトロのぬいぐるみを買って「大森酒店」の店頭を飾っているのは、(声の大きなおばさんなんて言っては失礼だった)お店版をしている女主人のお嬢さんだった。お嬢さんといっても50歳くらいだろうか。

女主人の話によると、彼女がこの酒屋さんにと嫁いだころ「、悲田処跡」と書いた石碑が、東村山市内にあったようだ。八国山緑地の斜面が崩れるのを防ぐために石垣を敷いたときに、石碑がなくなったという。「あなたが見たのは所沢でしょ。前は東京都にあったのよ」。なんでも近くにあるお寺の資料室に行けばわかるとのこと。この次はそのお寺へ行こう。3回目の「悲田処跡」探しの目標が決まった。

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「大森酒店」の商品棚。お酒よりもぬいぐるみが多いように見えた。

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ぬいぐるみは、以前は売っていたと話していた。

酒屋さんだから、もちろんお酒は売っている。ぬいぐるみも、売っていたという。今は買いたいという人がいなくなったようだ。
大きなトトロのぬいぐるみは、注文して作ってもらったようだ。おばさん、今度はお酒を買います。病気で飲めないんだけど。買うのは大丈夫。旅を味付けするのに、ショッピングや会話も大事なようです。この次は、お酒を飲める人と一緒に来たいものだ。

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帰りは、右手に日没を意識しながら方向を決めた

家に帰ったら18時。走行距離は43キロくらい。買い物もしないで「大森酒店」で話し込み遅くなった。それでも、次回の「悲田処跡」探しのサイクリングが楽しみになってきた。





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