2017-07

天山を越えて?キルギスをゆく


中央アジアにあるキルギス共和国

始めてキルギス共和国へ行ったのは199年。中国との国境に近いアトバシからのスタートだった。

中国のカシュガルから天山山脈を国教としているのだが、トルガルト峠(3752メートル)を越えて中国に自転車で入国する予定だった。

だが、カシュガルをでてトパという中国にある検問の町に到着する前から、道路がなくなっていた。洪水のために、道路が流されていたのだ。トパはまだ標高2200メートルほどだと思う。国境となっているトルガルト峠までは約120キロ。フランスの観光客は、国境を越えたものの道路が流されており、中国軍から食料をもらって、かなり大変な目にあったらしい。

川の水は荒れ狂っていた。添乗員には一足先にカシュガル、ウルムチと飛行機で移動してもらい、18名分のウルムチからキルギスの首都ビシケクまでの航空券を確保してもらった。

ウルムチからビシケクへ向かう飛行機は、1週間に2便だったと思う。ウルムチに到着すると参加者は、ビシケクに向かう飛行機に乗るまで2日ほど時間があった。こういう時、中国では飛行機がいつ飛ぶかわからないので、ホテルの近くに待つのが基本だ。だが、4駆をチャーターして山の中にある天地へ行くものも出る始末。観光旅行気分のメンバーもいて、まとめるのは大変だ。

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プラナの塔。何度か行っているが、青空の向こうに雪山の見えた記憶はない。

飛行機でビシケクに入ると、バスで山の中をアトバシへ向かった。暗くなるとバスは雨の中をアトバ。シに向かった。標高が高いので、雨が多いのだった。

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アトバシを出ると道は草原と山の間を繰り返し通った。この写真は、ドロン峠だと思う。標高は約3050メートルくらい。今は往来する車が多いが1999年当時は、峠にクムスという馬乳酒を売っている少年がいた。丼でクムスを売っており、丼のふちには羊の毛がついていた。でもうまかった。のぼりががしんどかったからだろう。

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峠を降りて、イシククル湖に到着した。湖畔にある合宿所のような施設にとまった。シャワーはとっても冷たい。夏だったけれど、山の水のような冷たさだった。今はみんなきれいになり、値段も高いリゾート地だ。

img025_R.jpg
平均年齢50歳くらいの自転車軍団。帰国して2週間後くらいに、JICAの日本人技術者が拉致されたというニュースが新聞をにぎわせた。

2012年にキルギスへ行ったとき、とっても高い通訳に数時間依頼した。医学用語も温泉などに関する日本語も翻訳は正確だった。オムルベックさんという男性だった。モスクワの鉱山大学を卒業しており、そのために理系の言葉や教養が深いのだった。オムルベックさんは、1999年に日本人技術者が拉致された時、日本語通訳を務めていた。1か月ほどタジキスタンの山中を日本人技師と一緒に拉致されていた。今度は、一緒にキルギスをサイクリングで巡りたいものだ。

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