2017-10

加藤九祚先生と自転車 「こころはいつも旅をする」


大谷探検隊の中央アジアでの取り組みが本になったらしい。

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先月、中央アジアのウズベキスタンで亡くなった加藤九祚先生が翻訳に取り組んでいたものをまとめて毎年出版している「アイハヌム」という雑誌の広告が出ていた。東海大学出版会からの加藤先生に対する追悼の意味なのか。

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加藤先生は、晩年は中央アジアにありアラル海に注いでいるオクソスという河、この周辺にある遺跡に注目していた。

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岩波ジュニア新書に「シルクロードの大旅行家たち」と題した本を出版している。シルクロードの旅行か7人を取り上げて紹介している。を知る入門書。巻末には、加藤先生が本を書く上で参考にしたシルクロード関係の本も紹介している。こちらもシルクロードをこれから知ろうという人には役に立つと思う。

加藤先生はお酒を飲むと「君たちの世代がうらやましい。僕も若いころが平和だったら、自転車でシルクロードを一緒に旅したいんだ」といつも言っていた。

加藤先生は、若いころに自転車で九州を周ったと楽しそうに話していた。シベリアに抑留されてからは「僕はスターリンのもとに留学したと思っているんだよ」「平凡社に勤めてからも、電車で原稿をもらいに行くときもロシア語の辞書をもって、勉強していたんだよ」と口癖のように話していた。シベリア抑留のことに関しては、話したがらなかった。これまでの書籍を通して、受け止めるようにしたい。

11月3日にJICAで「偲ぶ会」があると案内が届いたが、わたしは出席しないことにした。主催者の対応にはがっかりした。

国立民族学博物館などが呼び掛けて、他の日に「偲ぶ会」を開催すると聞いている。奥様の加藤定子さんも出席するこちらの「偲ぶ会」の出席させてもらうことにした。詳しい日程が分かったら、ブログでも紹介します。

サマルカンドから加藤先生の発掘していたからカラテパまで、自転車で旅して「偲ぶ会」としたいとも思う。途中で、アレキサンダーも通ったと伝えられている鉄門を、自転車を押して通ってみたい。自転車でシルクロードを旅することで、加藤先生がキャッチフレーズとしていた「こころはいつも旅をする」を形にしたいものだ。

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