2017-10

梅里雪山の旅の報告会


遺品回収の報告をする山岳写真家の小林尚礼氏

12月23日(月・祝)14時より、「梅里雪山の旅の報告会」が行われた。会場はJICA地球ひろば。

1991年1月3日、日中合同梅里雪山第二次学術登山隊が遭難した。17名の行方が分からなくなった。日本側のメンバーは京都大学学士山岳会により構成されていた。

山岳写真家の小林尚礼氏は、京都大学学士山岳会の理事を務めているが、現在まで捜索活動を続けている。捜索の経緯と様子は、「梅里雪山 十七人の友を探して」(山と渓谷社発行)で詳しく紹介されている。

捜索の現場に立ち、取り組みの困難さや地元の人に聖山と受け止めている梅里雪山を体験したいと思っていたが、今年の10月25日から11月4日の日程で、小林尚礼氏の案内する旅に15名が参加した。11月4日以降も小林氏は現地に残り、未だに手がかりのない最後の一人の捜索を行った。これらの報告会だった。

DSC01911_R.jpg
参加者による報告の様子

旅の様子などを報告したのは7名の参加者。中にはビデオで報告する参加者もいた。これまでのヒマラヤの旅で食べた料理で風土や観光化などを紹介する人もいた。あるいは撮影した写真をモノクロのプリント50枚ほどで見せてくれた参加者もいた。一つの旅であるが、多様な視点での報告は、聞きに来た人を飽きさせることがなかった。

DSC01913_R.jpg
ビデオで報告した参加者

最後に、小林氏から捜索の様子と収集した遺品の紹介があったら。fixロープ、テントマット、雪ノコ、スノーバーなど登山用具、大腿骨も収集されていることが報告された。最後の1名の確認につながればいいのだが。

また、小林氏からは今後の取り組みとして、「カワカブ会」として継続してヒマラヤ・チベットの自然と聖地に関する情報を発信して、共に学んでいきたいと話した。取り組みの一環として、来年4月には梅里雪山への旅、6月にはカイラス巡礼の旅を計画していると発表した。早速、参加を希望する人たちから意思表示があった。わたしもカイラスを巡礼の旅に参加する予定だ。

17時40分ころからは、居酒屋に席を移してコミュニケーションを楽しんだ。

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