2017-10

新春サイクリング 青梅七福神巡りの顛末

「お元気でいらっしゃいますか、いまでも自転車で……」との書き出しで始まる年賀状が届いた。親しくしていた女性だが、昨年は年賀状が届かなかった。『もしや……』と心配していたのだが、ホッとした。また年賀状には「昨年、卒寿を迎えました。」とある。今年は91歳か。近くに住んでいるので、今年は誕生祝いにケーキ持参でホームを訪ねると、1年の初めに誓った。

さて、昨日(1月3日)は、「新春サイクリング 青梅七福神巡り」で、国立から青梅をぐるりを巡ってきた。参加したのは50代から70代の9名。

シルクロード雑学大学が七福神巡りに取り組むのはわけがある。七福神巡りで巡拝するのは、恵比寿(日本)、大黒天(インド)、毘沙門(インド)、弁財天(インド)、福禄寿(中国)、布袋(中国)、寿老人(中国)。インドの三つの神、中国の三つの神、日本の一つの神で構成されている。仏教がシルクロードを通って日本に伝播した痕跡を残しているように感じているからだ。国際交流が活発になり平和な1年となること、健康と安全な1年を願ってペダルを踏むのだ。

9時に国立市内の多摩川河川敷グランド脇に集合、多摩川サイクリングロードを進んで羽村の堰で休憩。

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その後、少しだけいつものコースから外れると、

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民家の間の水路に水車が回っていた。

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水車の右側の建物は、民家ではなく水車小屋だった。そして、「水曜日にヨガ教室を開催中」と案内があった。水車小屋で水曜日とは、新年早々におやじギャグか。

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途中に自転車がスピード出さないように仕掛けがある。

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10時45分頃、1番目に巡拝の玉泉寺に到着した。早くも「これは早すぎる、このまま進んだら3時に終わってしまう。5時にならないと居酒屋は開かない。もっとゆっくり進もう」とサイクンリグ後の新年会を心配する声があがった。それにしても、出された梅茶が今年はしょっぱすぎだ。

また、例年、ここで90歳近い3人組と出会うのだが、今年は顔を見ることがなかった。自転車が早く到着した結果、顔を合わせることができなかっただけならよいのだが。来年の再会を願う1年ともなった。

2つ目の巡拝は、激坂を越えた山の向こうの聞修院。峠越えはのんびり行こう。

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聞修院では、お茶のおともに梅干しが出る。数種類の漬物がお土産に人気だ。

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寿老人のお参りの案内看板。

3番目に巡拝をした明白院は、門前の見事なしだれ梅の木がランドマークになっていた。ところが、今年はこの木がなかった。切られていた。青梅の梅林はプラムポックスウィルスの駆除のために、農林水産省令がでている。この木も感染したのだろうか。残念だ。

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4番目の巡拝は地蔵院。幹回り400センチメートルの梅の木があり、青梅にある二万本の梅の木中でもっとも古いうちの1本だという。

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5番目の巡拝成田山清宝院の恵比寿さん

清宝院の階段を降りると、向かい側に「にしむら」というお菓子屋さんがある。例年、ここで梅大福を買って、留守番役の家族へのお土産にするメンバーが多い。だが、今回はお休みだった。


6番目は延命寺。ここの巡拝には力が入る。ここでは甘茶がふるまわれる。

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最後の巡拝は宗建寺。ここで振る舞われるかりん酒を楽しみにしているメンバーも多い。昨年は、かりんの実が実らなくてかりん酒がなかった。みんながっかりして帰ったのだった。今年は、振る舞ってもらうことができた。いい1年になるぞ。

気象の異常なども七福神巡りを通して体感している気分だ。

巡拝を終えて時計を見ると1時過ぎ。新年会までの時間はたっぷりある。早く終わったのでは、居酒屋が開いていない。いつもと違うルートで帰ることにした。

ゴルフの打ちっぱなし、フットサルのコートなどの脇を多摩川にそって下流へとペダルを踏んだ。無い。道がない。金網に進路をふさがれた。行き止まりだ。通りすがりの人に聞くと「網を超えて自転車を担げば通り抜けられる」という。これは面白い。悪路のためにMTBがあるんだ。

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待っていたのは、立ち入り禁止の看板だった。

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路面の一部は凍っていてツルツルしている。慎重に歩いて川を渡った。

パイプを不均等に並べた階段を、自転車を担いで登った。その向こうに待っていたのは、

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木の橋だった。これはみんな楽しんでくれた。

人生同様に、ちょっと道を外れたくらいが面白い。

この後はビールを飲みたいばかりにどんどん走り、4時頃に立川駅に到着。居酒屋を探すが5時開店のお店が多い。歩いて駅の周りをぐるぐる回ること30分。ようやく営業をしているお店を発見。新年会をスタートしたのだった。

楽しい1年になりそうだ。




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Re: 七福神 来年も

> 水車あり、難所あり、酒ありで楽しかったみたいですね。(帰りの自転車は・・?)
> 町田の七福神巡りをしたけれど、歴史はなしのがっかりめぐり。
> 来年のことをいうと鬼が笑うというけれど、元気でいたらつれていってください。

いいですよ。大歓迎です。蓼沼さんも喜んでいました。

1月3日は、最後のお寺では露店が1軒出て、骨董を売っています。今年はレコードと瀬戸物、火鉢などでした。わたしは梅干しを買いました。昨年は、なた等山の仕事に使う道具でした。来年は何かな。楽しみです。一緒に走りましょうね。

仙台も行きましょう。4月になると思うけど。

今年もよろしくお願いします。

長澤法隆

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